木曽漆器(きそしっき)の始まりは17世紀の初頭です。もともと豊富な木曽のヒノキを使った木地作りが盛んな土地柄で、江戸時代に尾張徳川藩の手厚い庇護を受けて発達しました。木曽の漆器は中山道を通る旅人の土産物として人気がありました。
明治時代初期に地元で下地作りに欠かせない「錆土」粘土が発見されたことから、他の産地より堅牢な漆器が作られるようになりました。